ARToC10アーカイヴ

北川明孝
classcal canal

中川運河の景色やその周辺地域(倉庫・小学校・松重閘門など)
で行った音楽家による演奏の様子を撮影した映像作品を制作。
その作品を運河沿いの倉庫へ投影し、船内での生演奏を聴きながら作品鑑賞を行う、音楽と映像のコラボレーションによる“中川運河の新しい一面”を演出しました。

流るるー音楽、映像、そして運河も流れる
日時:令和4年10月22日(土)
場所:クルーズ名古屋・高浜倉庫・広見憩いの杜
17:00~音楽家による演奏と映像作品のコラボレーション
18:00~ナイトクルーズ第1便
19:00~ナイトクルーズ第2便
20:00~ナイトクルーズ第3便

ささしまライブの高架下の橋脚に運河の映像を映し出し、その前でヴァイオリンとフルートによるクラシック音楽の実演奏が行われました。
約20分の実演奏と映像作品のコラボレーション作品を観た後、参加者はクルーズ名古屋に乗船。
今回のために特別に設定された「堀止~広見憩いの杜~(東支線)~松重閘門」の往復約20分のコース。
途中にある“広見憩いの杜”と“高浜倉庫”には、スクリーンを設置し、運河周辺での演奏風景を映し出していました。

往路は船内の照明を消し、ヴァイオリンとフルートのクラシックの実演奏を聴きながら、夜の運河の風景や映像を楽しむ演出。
ヴァイオリンのバック演奏のもと、運河とクラシック音楽との関連性や、演出の意図などについて説明がありました。
松重閘門前では、同時期に展示しているARToC10の他のプロジェクト(Reflection ring)の作品も見ることができ、参加者からはいつもと違った運河の風景やこのために特別に編成されたクラシックの演奏・演出に感動したとの声が聞かれました。