ARToC10アーカイヴ

中川運河リミコラインアートプロジェクト実行委員会
運河に描く

中川運河が最も活躍した昭和40年代前後の原風景を実物大のパネルに書き起こし、
運河沿いに設置して当時の雰囲気が再現されました。
残っているもの、なくなってしまったものを見つめ直すことで
運河や私達の未来を想像するきっかけとなればとの思いが込められてます。
実施プロジェクト
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●運河に描く
●フィールドワーク「中川運河芸術さんぽ」
●書割作成ワークショップ

運河に描く
日時:10月30日(土)・31日(日)
場所:(有)たかはま 運河側(東支線周辺・西日置橋東)
イラストレーターのクレメンツ・メッツラー氏のペン画の世界が
実物サイズに書き起こされ、長さ14メートルものはしけ船を運河に
浮かべたり、港湾労働者などを描いた作品を設置。
ペン画の原画も、運河沿いにあるガソリンスタンドを営んでおられた森さんの
事務所2階に展示されました。

フィールドワーク「中川運河芸術さんぽ」
日時:10月30日(土)・31日(日)
歴史・地理・アートなど運河を知り尽くした3名のガイドによる散策ツアーが
行われました。
A:運河の歴史コース 3㎞
【中川運河の歴史を探るプチ歩き】
※運河の歴史愛溢れるトークをお楽しみ
B:アート探索おさんぽコース 4㎞
【中川運河の考現学的お散歩ナビ】
※生活の痕跡から生み出される運河の不思議な魅力を発見。
C:中川運河スリバチさんぽコース 5㎞
【中川運河の原風景徳佐川を見つけに】
※地理的地形的な特徴を体験「中川運河の魅力資産」を発見。

書割作成ワークショップ
日時:7月7日(水)
場所:広見小学校(体育館)
広美小学校の4~6年生が参加して行われました。
先ずは、クレメンツ・メッツラーさんから中川運河で活動することになった理由や
運河の歴史等の説明がありました。生徒からは、好きな食べ物や、
グラフィックデザイナーになったきっかけについての質問がなされ、終始和やかな雰囲気の中、進められました。
作品は、原画をプロジェクターでプラスチック版に拡大投影し、
フェルトペンでなぞって書く方法で行われ、出来上がったものは当日運河沿いに展示されました。
また、近くの鹽竈神社の宮司さんからの申し出で、神社の例祭の際にも、境内に作品が展示されました。
