ARToC10アーカイヴ

 

Crossboundary Ⅻ~人と神社と運河をつなぐ~

Seainx project

Crossboundary Ⅻ~人と神社と運河をつなぐ~

令和元度から継続している「Crossboundary=境界線(定義・限界・概念・先入観)を広げる」を目的としたレクチャー&コンサートシリーズ。

今回は運河周辺でものづくり産業を営んでいる企業の工場から出る端材を使用して、楽器をつくるワークショップも行われました。

※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、延期して実施。

 

実施プロジェクト

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●現代音楽のコンサート&映像のインスタレーション

●楽器づくりワークショップ

現代音楽のコンサート&映像のインスタレーション

現代音楽のコンサート&映像のインスタレーション

日時:令和4年5月7日(土)、8日(日)

場所:西宮神社、広見憩いの杜

 

【西宮神社】

メイン会場である神社の境内が照明に照らし出される中、

クラリネット、バイオリン、チェロによる現代音楽が奏でられ、

辺り一帯には幻想的な空間がつくりだされました。

ワークショップでつくった楽器で、共に演奏する機会も設けられ、

観客自身も演奏を楽しみました。

広見憩いの杜

広見憩いの杜

神社の場所とは対岸にある広場では、神社の演奏と呼応するように、それぞれの楽器による生演奏と広場の建物への映像のインスタレーションも行われ、

観客は運河を渡って聴こえてくる音に耳を傾けていました。

コンサートの合間には、椙山女学園大学の学生が取材し撮影した、運河周辺の工場の紹介や日中行われた楽器づくりのワークショップの様子などの映像も映し出されました。

楽器づくりワークショップ

楽器づくりワークショップ

日時:令和4年5月7日(土)、8日(日)

場所:広見憩いの杜

 

工場から出る端材を使用した楽器を制作するワークショップが行われました。

この楽器は中川運河沿いでものづくりの産業を営む企業の方々や椙山女子学園大学の学生の協力のもと、何度もミーティングを重ね、試行錯誤の上作りあげたもので、「フレクサトーン」という打楽器の一種です。

当日は多くの家族連れの参加者が、楽器制作を楽しんでいました。