まちづくり支援

まちづくりびと講座

第2回 まちづくりスキルアップ講座 「地域資源を活かしたまちづくり」とは?

第2回 まちづくりスキルアップ講座 「地域資源を活かしたまちづくり」とは?
まちに住む人、まちの中で営む人が担う、公共空間の利活用
講座について

 

第2回のテーマは、「地球資源を活かしたまちづくり」です。

まちなか発想ゲーム「メイキット」で頭を柔らかくし、公共空間の利活用やまちづくりの事例を錦二丁目エリアマネジメント株式会社の名畑恵氏から学び、住むところも年代も違う参加者で、課題としての共通のエリアを金山に設定し「金山の公共空間の利活用」を考えるグループワークを行いました。

 

開催日時・場所

2019年10月26日(土) 13:00~16:45

名古屋都市センター11階 ホール

 

 

講師

 

 

【講師プロフィール】

名畑 恵さん

【錦二丁目エリアマネジメント株式会社 代表取締役 / NPO法人 まちの縁側育み隊 代表理事】

 まちの縁側育み隊のスタッフから、まちづくりを学びながら「まちの声」を聴いて、人をつなぎ、まちの未来を一緒に考える「御用聞き」として十数年。

 まちづくりに関する講師、ファシリテーターと幅広く活動している。

 

     

飯島 玲生さん

【メイキット共同開発者の一人/名古屋大学招へい教員/NTTデータ経営研究所シニアコンサルタント】

「まちの声」を「まちの資源」、「まちの魅力」の3種類のカードにして解決に向けたアイデアを考えるカードゲーム「メイキット」を共同開発。クチコミで広がり、各地で楽しくまちを考えるWSが行われている。

講座内容

 

【まちなか発想ゲーム「メイキット」】

 

参加者がメイキットのプレイを一通り楽しんだあと、飯島さんからメイキットの開発経緯、各地での活用事例を紹介していただきました。


◇ゲームという手段を通して、多くの人が地域問題への「無関心」→「関心」になることを目指すため、「まちづくり」×「ゲーム」の手法が有効である。
◇まちの内外の人が一緒に考えることで、異なる価値観を反映したアイデアが生まれる。「できること」「やりたいこと」がもっと増えるのではないか。

 

 このような視点ときっかけで、開発されたメイキットを楽しんだ参加者からは、「まちづくりを学ぶツールとして有効」、「発想が広がる」、「町内会長に体験してもらいたい」など大好評でした。

 

◆飯島さんの講座スライドはこちらからご覧いただけます

http://bit.ly/makeit-191026

 

 

 

【錦二丁目の事例から学ぶ「公共空間の利活用」】

 

名畑さんからは、錦二丁目のまちに、アーティストや多様な人たちが外から入ってきたことでカンフル剤となり、街が活気づき、変わってきた錦二丁目の事例をもとに、まちの中に住む人、営む人がまざり、多様な人との議論を楽しむことが、まちづくりを活発にしていくことの意義が話されました。


◇あるもので何とかする発想力=エリアマネジメントであること。
◇地域内外の人、子ども、まちのファンなど、多様な人がまちの担い手となり仲間になっていくことでアクションが起きる。
◇人を集めるための拠点として「会所」や「路地空間」を再生・創出すること。もっと、人がまちに出ることが求められる。
◇地域の方がコンクリートの割れ目にスミレを植えるといった、ささやかな行いにも目を向け、まちの人の声をまちの宝と変える。(「長者町カルタ」の事例)

 

 


【ワークショップ:公共空間の利活用と金山のまちづくり】

 

金山の公共空間の利活用とまちづくりを考えるワークでは、職業や年代などどことなく似た属性の参加者でグルーピングしました。

与えられたテーマは、栄や名古屋とは違う金山の魅力から「大事にしたい考え方」、「こんな金山にしたい」それについて模造紙を使い考えました。

 

若い女性の多いグループでは、「カフェなどのイメージでゆったりできる場所、イスやベンチが公共空間にたくさんあるといい。」、年長者男性グループでは、「昭和からの店や雰囲気などが金山には残してまちづくりを考えて欲しい」など、グループのメンバー構成に多様性をあえて設けなかったことで、それぞれのグループのアイデアがとても個性的なものとなりました。 


参加者からは、「ないものねだりではなく“あるもの探し”とういう言葉に共感した」、「メイキットを、子どもや町内会長さんと一緒にやってみたい」、「みんなでベンチをつくって、金山の駅前に設置し、滞留スペースを設けたい」などの声をいただきました。


ご参加いただいたみなさん、講師の名畑さん、飯島さん、ありがとうございました。