まちづくりライブラリー

新着図書詳細

『文化遺産といかに向き合うのか 「対話的モデル」から考える持続可能な未来』

『文化遺産といかに向き合うのか 「対話的モデル」から考える持続可能な未来』

著 者 名:ロドニー・ハリソン/著 

 出 版 社:ミネルヴァ書房

 請求記号:Pb-ハ    

 内    容:ヘリテージ研究を専門とする著者による文化遺産の持続可能な未来を考える鍵となる「対話的モデル」を本邦初で紹介する。原題のヘリテージ(Heritage)は文化遺産(cultural heritage)のように過去に関わるものや伝統を分類し、そこに良い意味が付与されたものだ。我々の周りには様々なヘリテージがあふれている。増え続けるヘリテージにまつわる様々な問題を解いていく必携の書。

『フランスのウォーカブルシティ 歩きたくなる都市のデザイン』

『フランスのウォーカブルシティ 歩きたくなる都市のデザイン』

 著 者 名:ヴァンソン藤井由実/著

 出 版 社:学芸出版社

 請求記号:Ca-ウ

 内    容:フランスでは人口10万人以上の多くの都市でウォーカブルな都市づくりが実践されてきた。コロナ禍を経て、人々は居住する都市環境に目を向けるようになった。フランスで一歩先を行くウォーカブル政策は、日本のまちづくりの参考になるだろう。人間中心の「歩きたくなる街」を実現するために必要な方法論だけでなくフランスの政治的・社会的・財政的・歴史的背景も解説している。

『軍港都市横須賀・下町地区の都市形成 防火建築帯によるまちづくり』

『軍港都市横須賀・下町地区の都市形成 防火建築帯によるまちづくり』

著 者 名:黒田泰介・亀井泰治/著

 出 版 社:関東学院大学出版会

 請求記号:Bb -ク

 内  容:著者は横須賀市役所職員として、長年にわたり公共建築とまちづくり活動に携わってきた。その経験を活かしてまとめられた論文は、地元への深い理解に基づいている。主題となる戦後の横須賀中心地区における都市計画史は、これまでほとんど語られてこなかった貴重な内容が含まれている。横須賀下町地区の形成過程を、その始まりから近代のまちづくりまで明らかにしていく。

『かわいい土木見つけ旅 重厚長大だけじゃない、健気で愛おしいドボクの魅力探訪』

『かわいい土木見つけ旅 重厚長大だけじゃない、健気で愛おしいドボクの魅力探訪』

著 者 名:三上美絵/著

 出 版 社:技術評論社

 請求記号:Fa-ミ

 内    容: 土木は社会の基盤となるインフラを作り維持していく活動だ。小ぶりで暮らしに密着し愛されてきた土木遺産を「かわいい土木」とし、全国から紹介する。名古屋からは数奇な運命をたどったトラス橋「向野橋」がエントリー。写真だけではなく歴史・背景等も詳しく解説されている。暗渠散歩等、興味を惹くコラムも多く掲載する。

『名古屋駅西喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ』

『名古屋駅西喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ』

著 者 名:太田忠司/著

 出 版 社:角川春樹事務所

 請求記号:Se-オ

 内    容:名古屋駅西で長く愛される老舗喫茶店ユトリロを舞台に起こる日常ミステリーの第四弾。

名古屋人なら馴染みの場所と食べ物が登場するので、ご当地小説としても楽しめる。納屋橋饅頭の廃業など、時事ネタも盛り込まれているので、名古屋の今を感じながらミステリーも楽しめる。当館でシリーズを所蔵しているので、気になったら過去の作品をさかのぼってみよう。