公社の特徴
当公社は、都市基盤の整備等を通じて名古屋市のまちづくりに寄与することを目的に設立され、
昭和61年「財団法人名古屋市駐車場公社」との統合を経て、設立当初から行っていた用地事業、駐車場事業等のほか、不動産事業(自社ビル建設)を手がけるなど、次第に事業の幅を拡大してきました。
そして、平成4年からの金山南地区開発、平成9年からの栄公園整備等、名古屋市の大規模プロジェクトへの参画、平成14 年には「財団法人名古屋土地区画整理協会」と統合し、組合区画整理事業の業務を引き継ぎ、平成15 年からの金山北地区開発など、さらなる拡大を経ました。
また、平成22年には「財団法人名古屋都市センター」と合併し、名古屋都市センターが培ってきた、まちづくりに関する調査研究活動や、市民が主体となったまちづくり活動の支援、さらには、市民・学識者・まちづくり関係者との多様なネットワークを十分に活用、融合させることにより、総合的なまちづくり公社として生まれ変わりました。
さらに、公益法人制度改革への対応として、平成24年4月1日をもって公益財団法人へ移行し「公益財団法人名古屋まちづくり公社」に名称変更いたしました。
これを契機に当公社の存在意義や使命を改めて再認識するとともに、公益法人として社会的な信頼を得つつ、より一層名古屋のまちづくりに貢献していきたいと考えております。
昭和36年 7月25日 | 財団法人名古屋市開発公社(現公社前身)として設立され、用地取得事業等を始める。 |
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昭和44年 4月1日 | 都市計画に関する各種地図の販売を始める。 |
昭和45年 6月15日 | 保有地を有効利用し、都心部における駐車場難緩和に寄与するため、駐車場経営を始める。 |
昭和48年 4月5日 | 公有地の拡大の推進に関する法律に基づき名古屋市土地開発公社が設立されたため財団法人名古屋都市整備公社と名称変更する。 |
昭和61年 4月1日 | 組織を一元化して効率的な運営を図るため、当公社と同種事業(駐車場業)を実施していた財団法人名古屋市駐車場公社と統合する。 (市営駐車場、直営駐車場等の管理業務を引き継ぐ。) |
昭和61年 5月1日 | 名古屋市市民情報センターの開設に伴い、同センター内において、都市計画関係出版物及び市が発行する有料刊行物の販売を始める。 |
昭和63年 4月1日 | 名古屋都市計画事業復興土地区画整理事業による保留地・事業用地についての管理業務を市から受託する。 |
平成1年 7月9日 | 金山総合駅連絡通路橋の維持管理業務を市から受託する。 また、連絡橋内南西の一角をイベント広場として貸し出し始める。 |
平成1年 10月26日 | NUP伏見ビル(地下1階・地上9階)竣工。ビル賃貸業務を始める。 |
平成2年 3月1日 | 金山総合駅北口駐車場を開設する。 |
平成2年 8月1日 | 金山総合駅連絡通路橋において、カラーコルトン及びトライビジョン等の広告事業を始める。 |
平成4年 7月29日 | 「金山・熱田副次拠点域」の中心地区である金山駅前地区の開発・整備の先導的役割を果たすため、ビル開発を行うにあたり、名古屋市及び財団法人名古屋都市センターと共催し、金山南ビル開発提案協議を開始する(平成5年1月8日 最優秀提案決定)。 |
平成5年 3月31日 | NUP・フジサワ丸の内ビル(地下1階・地上8階)竣工。 |
平成8年 2月22日 | 金山総合駅南の市有地を活用し「賑わいの創出」をテーマにした、名古屋ボストン美術館、名古屋都市センター、都市型ホテル及び公共駐車場で構成される金山南ビルの建設に着手する。 |
平成9年 10月7日 | 名古屋市及び栄公園振興株式会社と共催し、栄公園地区(広場ゾーン)整備提案協議を開始する。 |
平成11年 2月1日 | 金山南ビル(地下4階・地上31階)が完成し、ホテル床の賃貸及びビル共用部の管理業務を開始する。 |
平成11年 3月26日 |
金山南ビル地下の公共駐車場金山南パークの供用を開始する。 名古屋都市センターが金山南ビルへ移転。 |
平成11年 4月1日 | 栄公園の施設本体及びバスターミナルの建設に着手する。 |
平成11年 4月8日 | ホテルグランコート名古屋オープン。 |
平成11年 4月17日 | 名古屋ボストン美術館オープン。 |
平成12年 1月27日 | 名古屋市の「文化のみち」事業の一環として、旧春田鉄次郎邸の活用・管理業務を市から受託する。 |
平成12年 4月1日 | 名古屋市の「文化のみち」事業の一環として、旧豊田佐助邸の活用・管理業務を市から受託する。 |
平成12年 5月1日 | 評議員会を設置する。 |
平成13年 4月1日 | 公社情報公開制度を開始する。 |
平成13年 7月25日 | 公社設立40周年を迎える。 |
平成14年 4月1日 | 区画整理事業を含めた総合的なまちづくり公社として機動的かつ効率的な事業展開を図るため、財団法人名古屋土地区画整理協会と統合し、区画整理協会の業務を引き継ぐ。 |
平成14年 9月30日 | 栄公園(オアシス21)が完成し、施設(公園、バスターミナル等)を名古屋市に譲渡する。 |
平成15年 5月12日 | 名古屋市と共催し、金山北地区開発提案協議を開始する。 |
平成15年 5月19日 | 「旧加藤商会ビル」の出店テナント募集業務を開始する。 |
平成16年 6月1日 | 金山北地区開発における交通ターミナル施設が完成し、金山北駐車場(197台収容)の供用を開始する。 |
平成17年 3月10日 | 金山駅北口に広場と60店舗からなる商業施設「アスナル金山」がオープン。 |
平成18年 12月20日 | 大曽根地下施設「オズガーデン」オープン。 |
平成20年 2月15日 | 名古屋市茶屋新田土地区画整理組合と事務受託契約を締結する。 |
平成20年 3月17日 | 名古屋市吉根特定土地区画整理組合の解散に伴い、事務受託契約を終了する。 |
平成21年 3月18日 | 景観法第92条に基づく景観整備機構に名古屋市第1号として指定を受ける。 |
平成22年 4月1日 | 総合的な「まちづくり公社」として生まれ変わり、名古屋市のまちづくり施策を、より安定的・効果的に補完・代替する役割を果たしていくため、財団法人名古屋都市センターと合併。 |
平成22年 4月1日 | 市内国道高架下駐車場46ヶ所の管理・運営を開始する。 |
平成23年 1月9日 | 名古屋歴史的建造物保存活用推進委員(なごや歴まちびと)養成講座を開始する。 |
平成23年 7月25日 | 公社設立50周年を迎える。 |
平成24年 4月1日 | 愛知県知事から、公益財団法人の認定を受け、名称を「公益財団法人名古屋まちづくり公社」に変更。 |
平成25年 4月12日 | 中川運河にぎわいゾーンの魅力向上につながる現代アートへの助成を行う「中川運河再生文化芸術活動助成事業」を開始する。 |
平成25年 10月25日 | アスナル金山リニューアルグランドオープン。 |
平成25年 12月17日 | 金城ふ頭地区における集約的な公共駐車場(金城ふ頭駐車場)を整備するにあたり、名古屋市と共同で提案競技を開始する。 |
平成26年 4月1日 | 市営久屋駐車場の指定管理者として管理を市から受託する。 |
平成26年 12月5日 | 金城ふ頭駐車場の設計・建設業務に着手する。 |
平成27年 1月30日 | 中央新幹線(品川・名古屋間)の建設に係る用地取得等を進めるため、東海旅客鉄道株式会社及び名古屋市と「中央新幹線(品川・名古屋間)に係る用地取得事務の委託に関する協定」を締結する。 |
平成27年 4月1日 | 「中央新幹線(品川・名古屋間)に係る用地取得事務の委託に関する協定」に基づき、名古屋駅周辺まちづくりに関する事業を開始する。 |
平成27年 5月22日 | アスナル金山が一般社団法人ショッピングセンター協会より第4回地域貢献大賞「地域貢献賞」を受賞する。 |
平成28年 1月22日 | 歴史的建造物の保存活用を行おうとする者に対し助成するための「なごや歴史まちづくり基金」を設置する。 |
平成28年 11月29日 | 金城ふ頭地区内の事業者、行政関係者により、「金城ふ頭まちづくり協議会」を設立し、エリアマネジメント活動を開始する。 |
平成29年 2月28日 | 金城ふ頭駐車場の施設整備を完了し、名古屋市へ譲渡する。 |
平成29年 3月17日 | 名古屋市大高南特定土地区画整理組合の解散に伴い、事務受託契約を終了する。 |
平成30年 3月31日 | 市営久屋駐車場の指定管理業務を終了する。 |
平成30年 10月8日 | 名古屋ボストン美術館閉館。 |
令和2年 3月12日 | アスナル金山第二次リニューアルオープン |